こんにちは、もどくんちゃんねるのモドです。
実は最近電気通信大学の大学院入試に見事合格しました。
推薦入試なので、筆記試験は受けていないのですが、筆記試験の勉強もしており、ある程度はできるようになっていたので、その時の勉強の経験も交えておすすめの参考書を紹介していきたいと思います。
目次
はじめに
この記事を書こうとおもったのは、院試系の参考書の記事ってわりといっぱいあるんですけど、そのほとんどが東大・京大・旧帝大レベル用のものばっかりなんですよね。
自分が受けたのは、電気通信大学でそれらよりもワンランク下の大学ですが、このレベルに合わせた記事ってほとんどないんですよ。
だからしょうがなく、その記事に書かれた参考書買ったんですけど、内容が難しすぎてマジで訳わかんなくて最悪でした。
確かに厳密に書かれてるのかもしれませんが、わかりにくすぎる。
というわけで、中堅レベル向けの自分のつかった参考書を紹介します。
ここで言う中堅レベルは
「電農名維、旧帝大を除く地方主要大学(広島など)」
あたりだと思ってください。
筑波、神戸とかはやっぱり院試でも、問題が抽象的なものだったりしてひとあじレベルがちがいましたね。
さて、
自分の受けた大学の試験科目は
・線形代数
・言語とオートマトン
・離散数学
・アルゴリズムとデータ構造
でした。
つぎからは、一つ一つおすすめの参考書と自分のやった勉強法を綴りたいと思います。
それと、参考書を今回は紹介しますが、一番いいのは
受ける大学の定期テストや講義資料です。
なんとしても手に入れるべきです。ということで前置きはこれくらいにしておきましょう。
線形代数・微分積分
編入数学徹底研究を使いました。
これは大学3年次編入用の参考書で一冊で、微分積分・線形代数・微分方程式なども網羅されています。
非常に丁寧に解説されていて、これをやっていてめちゃくちゃ詰まる場所もなく、問題量も多すぎず良かったです。
よく、院試には不十分だと言われますが、中堅大学ではこれで十分です。
ちなみに僕はこの本を一冊やったのち、院試の過去問を説いた後、
運良く受ける大学は数学の定期テストとその解説まで丁寧に公開していたので、それに取り組みました。
やっぱり定期テストの問題は院試の問題にくりそつだったので、やっててよかったと思います。
言語とオートマトン
言語とオートマトンはこれを使いました。
グラフィック情報工学ライブラリってやつです。
オートマトンは、なんか難しい漢字がしますが、この本は非常にわかりやすく説明されていて、大学の授業では全くわからなかったオートマトンを完全に理解できました。
本当に一番買ってよかった本です。
ただ、割とこたえに間違いが多かったので、そこは注意点です。
難易度的にもちょうどよく、これをやっていれば、過去問もスラスラ解くことができました。
離散数学
離散数学は
やさしく学べる離散数学
と、
グラフィック情報工学ライブラリ「情報工学のための離散数学入門」
です。
やさしく学べる離散数学はやったはいいものの、内容が優しすぎて正直時間の無駄をしたと思いました。
ただ、2つ目の本で詰まったときに見返しには最適だと思います。
2つ目は先程と同じグラフィック情報工学ライブラリシリーズです。
やはり、わかりやすく、例題の質もよく、いい参考書でした。
この2つに加え、電通大の離散数学担当の先生が講義資料を公開していたので、それでもありがたく勉強させてもらいました。
あと、離散数学に関しては過去問を調べながらやるのが、一番力ついたかなあと思います。
やっぱ過去問大事!
アルゴリズムとデータ構造
アルゴリズムとデータ構造は学校で使った参考書など色々やりましたが、やっぱりいつもの
が一番良かったです。
ここでも図とかを頻繁に使って説明されていてわかりやすかったです。
僕の大学の問題ではアルゴリズムが分かるというより、プログラムを読む力があるのかというのが重要視されている問題だったのですが、割とC言語はちゃんと勉強していたので難なくこなせました。
あまりプログラムになれてないって人はプログラミングコンテスト向けの本をやるといいとよく言われますが、個人的には正直旧帝大クラスじゃなければオーバースペックだと思います。
中堅レベルだと、過去問に書いてあるコードを自分でも書いてみて、理解したり、一般的なアルゴリズムの教科書に書いてあるコードを実装してみて、理解する程度の勉強で十分だと思います。
まとめ
今日は院試おすすめの参考書を紹介しました。
院試はよく言われますが、情報戦です。
なるべくらくすることを考えて勉強しましょう。
院試について他にも記事を書いているので、ぜひ読んでください。有料Noteですがためになる情報があるはずです。弁当いっぱい我慢すれば全部買える値段設定ですのでぜひ