電気通信大学の博士前記課程推薦入試を受けてきたので、その様子を簡単に綴りたいと思います。
試験後すぐに思ったことを書いているので、無茶苦茶な文になってると思うけど頑張って読んでください。
はじめに
電気通信大学はなんと大学院入試でなんと外部の大学からでも、成績が上位3割に入っていれば受けることができます。
自分は電通大で特にやりたいことがあったので外部から受験しました。
出願の際の提出書類は、願書の他に
・志望動機800字
・卒業研究の概要150字
・今の大学からの推薦状
の3つがありました。
控室の様子
試験は推薦の場合面接のみなのですが、このコロナのご時世なのに、オンラインではなく対面で、その上熱が出た場合などの追試験はなしというなかなか厳しいものでした。
試験は10時から、9時50分に控室集合でした。僕は外部生も内部生も同じ推薦入試なのだから、同じ控室だと思っていたのですが、なんと控室から内部生とは別です。つまり、
面接内容は外部生と内部生で違います。
受験票が届いたときに、部屋が明らかに別だったんで焦りましたね。
控室に入ると受験生は6人ほどでした。やはり内部生が圧倒的多数を占めていますね。だから、試験状況とか見るとほとんど落ちてる人いないですが、多分落ちてるのはほとんど外部から受けた人なので油断しない方がいいと思います。
話は脱線しましたが、控室は大教室でした。コロナ対策を徹底していました。そこまでやるならオンラインでよくねとおもいましたが
大学の職員の方が案内してくれるのですが、とても親切でした。
受験番号順に一人づつ呼ばれて面接を受けに行きます。
面接内容
職員の方に案内されていよいよ面接です。
試験管は3人でした。
教授っぽい人、准教授っぽい人、大学職員っぽい人で構成されていました。
試験時間は10分でチャイムが鳴るようになっています。僕の場合は割といろいろと聞かれて15分ほどやりました。
試験官なんですけど、僕の場合はその中に、希望する研究室の先生はいませんでした。あの人は一体誰だったんだろう。
試験の雰囲気ですが、やや圧迫ぎみでした。明らかな圧迫ではないのですが、入るときに部屋をノックしても、「どうぞー」っていうのが言われなかったり、こっちが必死で話してるのに資料を見てキョロキョロしていたりと、正直に申し上げて、あまりいい気分にはなりませんでした。そして最大の不満は面接官の声が小さいことでした。コロナ対策でアクリル板もあったので本当に何言ってるか聞こえなかったです。聞き直すのも失礼かなと、聞き取れた情報を元に話しましたが、もしかしたら、質問と全く違うことを答えていたかもしれません。本当にもうちょっと声張ってほしいです。
まとめると決して、朗らかな感じではないので注意しましょう。
ここからはこの記事を見ている人が最も気になるであろう何を聞かれるかを答えていきます。
僕が聞かれたのは
・志望動機(電通大で学びたいこと、研究したいこと)
・卒業研究
・今研究室で取り組んでいること
・学部時代特に力を入れてきたことは何か?
・留学の内容と学んだこと(提出書類の内容)
・どんな映像作品を作ってきたか?(希望教員との面談の内容)
だったと思います。
基本的に絶対聞かれる志望動機と卒業研究の内容に加えて、提出書類に書いたことを深く突っ込まれました。特に、推薦書で今の大学の先生に書いてもらったことが割と聞かれたので少し焦りました。提出書類はしっかり見返しておいた方がいいと思います。
そして一番突っ込まれたのは今大学で研究していることです。
僕の研究室では試験日の時点では基礎的な学習がほとんどで、まだ実際に研究に取り組んでいる段階ではなかったので、特にここはあまり言えなかったです。
一応対策はしていて、「今は論文を読んで理解することに取り組んでいます」と正直に答えたのですが、それについてさらに、「最後まで、論文を読んで終わりですか?」という意地悪な質問をされました。そんなわけねーだろ!って感じですが、そう思われたらまずいので、焦って変なことを言ったとおもいます。覚えていませんが。
まあ試験はこんな感じで終了しました。
終わる時も高校入試とかの面接の文法はなく、そのままじゃあ終了なので帰ってくださいって感じで受験生からしたら、非常にやりにくかったです。
そのまま退室して解散です。
一応対策していた、専門科目の口頭諮問みたいなのは全くありませんでしたね。推薦で受ける場合は筆記の勉強をゴリゴリやるより、案外今の大学の研究をしっかり進めている方がいいかもしれないですね。
結果
まだ結果は出ていません。受かってるといいなあ。
また追記します。
追記
合格しました!
面接練習などかなり気合を入れていたので受かって本当に嬉しかったです。
試験結果をみると内部生は全員合格でしたが、
外部生は7人中4人しか受かっていませんでした。やはり倍率はものすごく低いですが、外部からの推薦入試の場合は難易度が割と高いと思います。
自分の場合、今所属しているのは地方の田舎の国立大学で、80人中3位、TOEICは715点というスペックでした。
それに加えて自分は動画制作が得意であり、卓越した実績として、この動画を見せました。
このように私は幸い、学校の成績だけでなく一芸があったから、推薦入試に受かったのかもしれません。
これから、電通大を外部からの推薦入試で目指す人は、大学での勉強とTOEICはもちろんのこと、プログラミングでの作品などなにか一芸を作っておくことが、合格への近道かもしれません。
というわけで、ほんとうに良かったです。正直今の大学とのレベルの差はかなりあるので、入ってから困らないように引き続きしっかりと勉強をしていきたいと思います。
院試について他にも記事を書いているので、ぜひ読んでください。
これ以外の記事ですが、有料Noteとして書き直しました。お代金は頂きますが、その分良い情報を書いているのでぜひ購入をおすすめします。弁当我慢すれば全部変える値段です!